かんたんケータイKYF36は、シニア層(70代以上)の使用を想定して作られたケータイである。
中身は、Android OSをケータイ向けにカスタマイズした独自仕様となっている。そのため、google playストアを使ったアプリのインストールなどはできない。そういう風に機能制限されている。アプリは、プリインストールされているものしか使えない。かんたんケータイだから、それで良いのである、普通なら…。
しかし、普通でない使い方をすれば、任意のアプリをインストールして、KYF36でも使えるものがある。以下、試す場合は自己責任でお願いしたい。何か問題が生じても、当方一切責任はとれない。
KYF36にインストールしたアプリをアンインストールする場合、少々面倒くさい(今回は、Nova Launcherを例に説明させていただく)。
おさらいとして、アプリのインストール方法をサラッと説明する。

インストールしたいアプリのapkファイルを用意し、パソコンの任意のディレクトリに置く。

パソコンにUSBケーブルでKYF36をつなぎ、
「adb install (インストールしたいアプリのapkファイル)」
と打ち込む。

アプリ情報を見てもらえばわかると思うが、アンインストールのボタンがグレーアウトしていて、タップしても無反応である。
それでは、インストールしたアプリをアンインストールする方法を、以下で説明する。

やり方としては、adbコマンドが使えるパソコンにKYF36をUSBケーブルでつなぎ、
「adb shell list package」
と打ち込む。
そうすると、KYF36にインストールされているアプリの一覧がズラズラ~ッと表示される(Nova Launcherならcom.teslacoilsw.launcherとなる)。これらは一定の法則で登録・管理されているようだが、慣れないとチンプンカンプンだろう。

アプリの名前(com.teslacoilsw.launcher)がわかったら、
「adb com.teslacoilsw.launcher uninstall」
と打ち込めばアンインストールしてくれる。
余談となるが、Launcherアプリは、ホーム画面にアプリのショートカットやウィジェットを置いて作業効率を高めようとするものだから、KYF36のようなカーソルが中途半端に使えるものには適さない。例えばアプリのアイコンを長押しして、そのまま動かすことができないからだ。
アプリのインストールとアンインストールする方法がわかれば、普通でない使い方をしようとするなら、KYF36の使い途がひろがるだろう。その分電池の消費が増えるし、何かあっても自己責任なので、自分でなんとかしないといけない。それだけは忘れないでほしい。
テーマ:Android携帯 - ジャンル:携帯電話・PHS
- 2018/09/12(水) 05:55:12|
- KYF36
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